Last Updated on 2024年5月11日 by ナマケモノ
【ある日突然、我が子の虫歯に気づきショックを受ける。】
こんな話をよく耳にします。
我が家の子供も虫歯治療中です。
子供の虫歯は親の責任
なんて言葉をよく耳にします。
わかってますとも。
確かにその通りでしょう。
親の管理不足。
もちろん落ち込みますしショックも受けるでしょう。
私が甘やかしたから
歯磨きが足りなかったから
お菓子を食べさせたから
歯医者にもっと早く行っていれば
ジュースを飲ませたから
哺乳瓶を長く使ったから
羽交い締めにしてでも歯磨きすれば良かった
色んなことを考え後悔するでしょう。
しかし、いつまでもあーだこーだ言っても虫歯は治りません。
なってしまったものは仕方ない。
定期的に通える歯科医院をみつける
今現在もし、まだ定期的に歯医者に通っていないのなら、まずは通い続けられる歯医者を見つけましょう。
私が子供の頃のイメージは【歯医者は虫歯になったら行くところ】でした。
しかし現在歯医者は予防メイン。
小さい頃から通い続け事前に虫歯にならないようメンテナンスをし続けて健康な歯を維持する。それが歯医者です。
もちろん虫歯の治療もしてくれます。
日本の歯科医院はコンビニの数より多いと言われています。
その中から子供にあった歯医者を探してあげましょう。
最近では小児歯科をメインで扱っている歯医者も多く子供が怖がらず通える工夫が沢山してあります。
子供と相性のいい歯科医に出会えるといいですね。
親も歯磨きを見直す
毎日仕上げ磨きしていたのに虫歯に。
もーどーしたらいいのよーー
と言いたくなりますが
ちょっと待って
その仕上げ磨きは本当に磨けていますか?
私自身子供の時から虫歯が多く磨いているつもりでしたがそもそも私自身磨くの下手だったんですね。
きちんと磨けてないから私は虫歯なんです。
仕上げ磨きしてから行ったはずの歯医者で沢山の磨き残しが発覚。
小児歯科では子供にブラッシングの仕方を教えてくれます。それを親も一緒になって勉強しましょう。
今更!?なんて恥ずかしがることはありません。
忙しいけど仕上げ磨きだけは頑張ろう
毎日子供の仕上げ磨きしていますか?
私は忙しさにかまけてついついサボってしまう事もありました。
後々ものすごーく後悔しました。
子供の事をやりながら家事に仕事。
忙しくてついつい・・
わかります!
わかりますけど
でも絶対後悔します。
多少寝かしつけが遅くなってでも毎日必ず仕上げ磨きできるよう頑張ってみましょう。
最初はしんどくても習慣になれば子供も慣れてくれるはず。
泣き叫んで歯磨きどころではない子供もたくさんいます。
我が家の子供も大暴れで大変でした。無理やり磨くのが可哀想に思うこともあるでしょう。
でもだからといって「磨かなくていいよ」とすると子供は磨かなくていいもの。と思ってしまいますし、何よりその結果虫歯だらけになりより辛い思いをさせてしまいます。
私は足で、押さえつけてでも毎日磨く方がいいと思っています。続けることで慣れと、「毎日磨かなきゃいけないものだ」という認識が生まれるからです。
夜の仕上げ磨きはフロス(歯用の糸を使って歯と歯の間の汚れを落とすもの)も毎日の習慣にしましょう。
虫歯は圧倒的に歯と歯の間に出来やすいんです。
今は歯科医院でも必ず使うよう指導されます。
子供のブラッシングのレベルにもよりますが小学校中学年頃まで仕上げ磨きができるといいでしょう。
甘いものや間食の量と食べる時間を考え直す
甘いものは歯に良くない。
それはわかるけど全く全てを排除するのは難しいです。
ならば
食べ物の種類や食べる時間を考え少しでも歯によい状態を作りましょう。
甘いものを食べればもちろん虫歯が出来やすくなりますがその中でも
口の中に糖分が留まっている時間と頻度が問題です。
虫歯を作らないためには食べ物を食べない時間をしっかり作ることが大事です。
だらだら食べ続けているとずっと口の中に糖分がある状態になってしまいます。
*おやつは量と時間を決めてダラダラ食べない。
*飴やチューイングキャンディーなど長く糖分が続く物を控える。
*ちょこちょこ水分補給しているそのジュースにも糖分が入ってます。
*デザートはご飯と一緒に済ませて食べない時間を作る。
食生活の習慣を見直す事も虫歯予防の大事なポイントです。
最後に
子供の歯の管理は大変です。正直面倒と思うこともしょっちゅう。
でも虫歯になって治療台の上で泣き叫ぶ我が子を目の前にしたら絶対後悔します。
虫歯に絶対しない!は体質などもあり難しいことかもしれません。
ですが虫歯になりにくい環境を作ってあげてその習慣を子供に身につけさせてあげたいですね。