Last Updated on 2024年5月11日 by ナマケモノ
子供が学校に行けなくなった
どうしよう
お子さんが急に「学校にいきたくない」と言い出したらどうして良いか悩みますよね。
子供二人の小学校時の行き渋りと小中学校の約2年間の不登校を経験して感じたこと、実践したことのお話です。
この記事を書いてる人
・フルタイムパート主婦
・子供2人、行き渋りや不登校経験あり
・人付き合い苦手
・家事向いてない
・元はネガティブのかたまり
今、子供に「休みたい!」「行きたくない!」と言われ動揺したり、どうしていいかわからなく一人悩んでたまたまこのブログに辿り着いてくれたのなら、【悩んでいるのは自分だけじゃないんだ】と少しでも心が軽くなれば嬉しいです。
- 行き渋りや不登校は誰にでも起こり得ること
- 不登校は親の育て方のせいではない
- 原因や理由は様々。本人にも分からないこともある。
- 子供が「休みたい」と言う時は既に我慢の限界なのかもしれない。
- 毎日学校に行くことは当たり前ではない
- 子供が休みたいと行ったらまずは休ませる事にした。
- 行けないことを責めない!怒らない!
- 子供にとってせめて家だけでも居心地のいい安心できる場所にしたい。
- 子供の状態に合わせて家以外の本人の居場所を作る
- 子供にとって今は人生に必要な休息時間なのかもしれない。
- 子供の話を遮らない。ゆっくり話せるまでまってあげる
- 我が子を信じて待つ。親は明るくおおらかに笑顔で気長に付き合う覚悟を
- 親だって辛いならとことん泣けばいい。
- 一人で抱え込まないで!とにかく誰かに相談しよう
- まとめ
行き渋りや不登校は誰にでも起こり得ること
ある日突然子供が「学校に行きたくない」「休みたい」と言い出したらびっくりしますよね。
こんな風に考えて悩んでいませんか?
自分の子供が初めて行き渋ったり学校を病欠以外で休みたいと言い出したら動揺するのは当たり前です。
でも学校を病欠以外でお休みする子さんは実は意外といます。あなたのお子さんだけではありません。
低学年なら尚更。そんなに驚くようなことではないので落ち着いて、焦らず慌てずお子さんを見守ってほしいです。
不登校は親の育て方のせいではない
わたしのせいかもしれない
こんな風に思い悩んでいる方もいるかもしれません。
私も初めはそう考え落ち込み自分を責めました。
でも相談する人、全ての人に「お母さんのせいではないよ。」と言われました。
もし、何か自分で違ったのかな?と思う事があるのなら今から改善すればいいだけのこと。
ただ基本的には育て方とはまた別の問題なのであまり気にせず、考えすぎないでほしいです。
過去の原因を探り続けても気分がどんどん落ち込むばかりで決していい方向には進みません。
親が考え込んで気持ちが暗い方向にばかり行ってしまっては子供自身が自分のせいかも?と不安や辛さを感じてしまうのではないでしょうか?
それよりも今、目の前にいる子供達と向き合いどうしたら穏やかに楽しく笑って暮らせるか?これからを考える時間に当てるべきだと思いました。
原因や理由は様々。本人にも分からないこともある。
「なんで行けないのか自分でも分からないんだよー」
当時小学校2年生ごろに子供に泣きながら言われた言葉です。
行けない原因、理由って本当に色々あるんです。
それは大人では想像もつかないような理由だったり、子供本人が本当になぜ行けないのか?自分でもわからない。でもなんか怖いし不安なんだ。どうしても無理なんだ。と漠然としていることも。
子供自身が誰にも話せない!と思うような心を苦しめている悩みを一人きりで抱えている場合もあります。
大人の価値観だけで勝手に行けない理由を決めたり想像したりせず気長に子供が気持ちを打ち明けてくれるのを待ちましょう。
無理やり詮索して言わせるようなやり方は子供を傷つけるだけかな?と感じました。
子供が「休みたい」と言う時は既に我慢の限界なのかもしれない。
子供に「休みたい」と言われた時、ついつい「何言ってんのー頑張っておいでー」と大人目線で軽く言いがちですが
もしかして子供はすでに沢山我慢して無理して限界だから「休みたい」と言っているのかもしれません。
もしも沢山我慢した最後にものすごく勇気を出して言った言葉だとしたら?簡単に聞き流されたら子供は辛くないですか?
こんな風に感じてしまうかもしれません。
毎日学校に行くことは当たり前ではない
毎日学校に行くのは当たり前なことなの?
そもそも、毎日学校に行くのは当たり前!だと思っているから行けないと
【なんでうちの子だけ】
【他の子は行ってるのに】
とか親は焦ってしまうのではないでしょうか?
大人だって「今日は仕事行きたくないなー」「休みたいな」「体だるいな」なんて日ありますよね?
それでも行くのは今まで積み重ねてきた経験や体験から考え方など子供期間を果て大人になる準備を少しずつしてきたから。
気持ちを切り替えたり、考え方を変えたり、時には無理して仕事に行きます。
子供達はまだまだ経験未熟な状態です。
私は子供にもそう伝えました。
子供が休みたいと行ったらまずは休ませる事にした。
いきなり子供が学校に行きたくない!と言い出したらなんとかして行かせなきゃ!と焦ってしまいますよね。
でもその前に一度「行けない」「休みたい」気持ちをしっかり受け止めていつも頑張っている事を認めてあげる方が子供が前に進みやすいのかな?と思ったんです。
その方が子供が納得するし、心が落ち着くと感じたからです。
親が責任感から【行かせなきゃ】と思うから行けない理由ばかり気にしがちですが、まずは今までの頑張りをしっかり認めて子供丸ごと受け止めてあげられたら子供は少し安心できるのかな?と感じました。
行けないことを責めない!怒らない!
親も初めてのことでどうしていいかわからずついつい責めるような発言をしがちです。
子供だって本当は行きたいかもしれない。
行きたいけど、どうしても行けないんだ!
だとしたら1番の理解者であるはずの親からこんな事言われたら辛くないですか?
私は叱るのは逆効果だと感じています。
心配もされずただただ行かせることだけしか考えてない言葉。
それよりも何が辛いのか本人が話せるまで寄り添うべきなのかな?
話せないなら話さなくてもいい。子供を受け入れて側にいるだけできっと安心してもらえると思う。
子供にとってせめて家だけでも居心地のいい安心できる場所にしたい。
親に責められ続けたら家にいることすら辛くなるでしょう。
学校にいるのが辛い子供。せめて家だけはくつろげる場でありたい。
「家が心地いいと余計学校に行かないのでは?」という意見もありそうですが
私は違うと思う。
家が居心地よくて安心できる自分の居場所があるから安心して学校に行けるようになるのでは?と考えました。
一緒に何気ないどうでもいいような話で笑い合えるそんな空間であり続けたいと思っています。
子供の状態に合わせて家以外の本人の居場所を作る
教室に入れないのなら保健室や別室登校を相談してみるのもいいでしょう。
授業中に、誰にも会わないような時間や放課後など先生と少しでもコミュニケーションが取れるならそこは続けた方がいいのかな?と感じました。
人との繋がりは本人に自信を与えると思います。
あくまで本人の意思を尊重して。無理やりでは逆効果だと思います。
学校に行けなくても本人が外出したり人と関わるくらいの元気があるのならば学校と家庭以外にも居場所を提案してみるのもありだと思う。
私は子供二人ともに習い事という別の場所を作りました。もちろん子供達が好きな興味ある事で強制ではありません。
あとは都道府県や市町村によっては不登校児に対応した居場所を提供しています。
少しずつでも家族以外と関われる時間が増えたのは我が家の場合は本人にとってプラスになったと思います。
子供にとって今は人生に必要な休息時間なのかもしれない。
上の子は2年間学校に行けない期間をへて自分の力と意思で少しずつ前に進み始めました。
たまたまうちの子はこのような経緯だっただけですがそんな経験をして
【子供にとって必要な休息だったのかなー】と今は感じています。
だからこそあの時無理しなくてゆっくり休めたから、本人のペースを守れたから今笑えているんだと感じています。
子供の話を遮らない。ゆっくり話せるまでまってあげる
私せっかちなんです。
なのでついつい子供の返答を待たずに口を出しがちです。
そこは反省して考える時間が長くてもなるべく待って本人の言葉で聞く。
どうしても出なそうな時は一言ヒントだけ出す。
こちらが察した臆測の返答ではなく子供本人の言葉を大事にすべきと学びました。
我が子を信じて待つ。親は明るくおおらかに笑顔で気長に付き合う覚悟を
もう結局子供を信じるしかないんです。
だって我が子だもん。大丈夫。一生懸命育ててきたし、本人も一生懸命生きてきた。
だから少し休息が必要なだけ。
しっかり休んで充電できたらきっと少しずつ前に動き出すはず。
だから大丈夫。
親が笑顔じゃなければ子供は笑えない。
たとえ学校に行かなくても家で家族みんなで馬鹿騒ぎして笑い合っててもいいんじゃない。
それって実はとても幸せな事ですよね。
親だって辛いならとことん泣けばいい。
もうどうしていいかわからず一人で抱え込んで「自分がなんとかしなきゃ!」と頑張りすぎていませんか?
親だって人間です。初めてのことでどうしていいかわからず動揺するし答えが出せなくて当たり前。
辛いなら、とことん泣きましょう
しっかり泣かないと前に進めない時もあるんです。
私は下の子の保育園の先生の前でも小学校の担任の前でも大号泣しました。
でも泣く事で徐々にしっかり自分自身も受け止めることができて徐々に前に進めた気がするんです。
不登校や行き渋りは決して恥ずかしいことでもダメなことでもない!子供を守るためには親がしっかり受け入れて寄り添う準備が必要。
そのためにも溜め込まず、我慢し過ぎず泣きたいなら思いっきり泣きましょう。
一人で抱え込まないで!とにかく誰かに相談しよう
自分を責めないで!殻に閉じこもらないで!
子供の力になりたいのならやはり誰かに相談して話を聞いてもらったりアドバイスをもらうのは大事だと感じました。
たとえ答えが出なくても誰かに話せる、聞いてもらえるだけで心はとても軽くなります。
私自身は本当に辛い時、沢山の人にお世話になり沢山泣かせてもらいました。
上記の全てを利用してたくさんの方にお力添え頂きました。
話す度に心が軽くなり、泣くことで受け入れる心の準備ができた気がします。
不登校や行き渋りは決して恥ずかしいことでもダメなことでもない!
子供を守るためには親がしっかり受け入れて寄り添う準備が必要。そのためにも決して一人で抱え込まず誰かに相談して助けてもらいましょう。
まとめ
最後まで読んでくださりありごとうございます。
私が経験して感じたことをまとめました
もちろん最初は動揺して無理して行かそうとした次期もありましたが親子共々ボロボロになりました。
今は子供二人とも落ち着き自らの意思で毎日学校に通っています。
今思えば親子ともども必要な時間だったのかもしれないと感じます。
今回のお話はあくまで我が家の一例です。
子供の悩みはそれぞれ、解決策も必要な時間も親の関わり方も全てが個々に異なります。
お辛い時間だとは思いますが、今は子供にとって必要な大切な休息時間。
いつかパワーをチャージして自分の力で歩き出すことを信じて急がず見守ってみてもいいのかもしれません。